【必見!】知らないと損する初めての安全靴の選び方とは?

 

安全靴は工場や工事現場、建設現場など重い物を持つ場面で万が一足場に重い荷物が落ちても足を守れるように設計された専用の靴です。

足の先端に金属などの固い物質を置いて、靴の上にある程度の重さの物が当たっても足を怪我しないように細工がしております。また足の裏底も釘などが当たって簡単に抜けないように作られています。

この安全靴、ホームセンターなどに行けば簡単に買えます。

会社やバイト先から仕事で使うから安全靴を用意しておいてくれと言われたけど、実際色んなタイプの靴があってわかりにくい。どの商品が良いのか、どんな基準で選べばいいのかわからないって方も多いでしょう。

この記事ではそんな疑問について解説していきたいと思います。

安全靴には主に3タイプの種類があります

安全靴とは主に黒く外側が革製になっているタイプと、人口革を使ったスニーカータイプの2タイプがあります。

また革製のタイプには主に通常の靴のタイプと長靴の2タイプがあり、合計3タイプの安全靴に分かれます。

それぞれの安全靴には特徴があり、使われる目的が異なってきます。それぞれの安全靴の特徴をざっくりとご紹介していきます。

黒い革タイプの安全靴

一般的な安全靴で、普通安全靴と呼ばれるものはこれを指します。一般的には黒い革製の靴の場合が多く、靴の先端に先芯が鉄などの材質で付いています。

鉄心だったり、革製の素材ということもあり、靴は通常の運動靴やスニーカーに比べると重いです。最初のころは足が重く感じることがあるかと思います。

一般的に「JIS T8101」と呼ばれる安全靴の規格で形や強度などが決まっています。この安全靴タイプの靴を購入する際はこのJIS規格に準拠しているかどうかを決める基準にすると良いです。詳細は後程解説します。

長靴タイプの安全靴

黒革タイプの安全靴の1種で、通常の靴タイプと異なり長靴形式になっている安全靴です。安全靴と言っても「JIS T8101」の規格に準拠しているような安全靴の場合、ゴム状の長靴ではなく全身を革で覆われた靴です。

そのため通常のゴム製の長靴よりも耐久性に特化したものになっています。

プロテクティブスニーカー

スニーカータイプの安全靴です。通常の安全靴は革製の素材を使っていますが、プロテクティブスニーカーは人口皮革を使った素材だったり先芯は合成樹脂でできていたりと軽くデザイン性の良いスニーカーのような靴として使用できます。

靴が軽く、長時間歩いていても苦とは感じず作業することができます。この安全靴はJIS規格とは異なった規格が制定されており、「JSAA規格」と呼ばれています。

基本基準はJIS規格と同じのものが多いですが、安全靴では定義されていない素材でも条件を満たすことでJSAA規格の認定を受けることができます。

この靴の詳細は下記記事で紹介しています。

>>最近の安全靴はこんなにオシャレ!普段使いも可能なメーカーをご紹介

安全靴を購入する際には最低限満たしておきたい規格があります

上でもご紹介しましたが、安全靴には素材や形状、外部からの圧力など最低限守られないといけない基準があり、その基準を満たしていることが審査機関に認められれば認証マークを付けることができるようになります。

認証マークが付いた靴はその認証を通ったと証明できるため、より安全な靴を選べる基準点となります。基本はこの基準を通った靴を選ぶとよいでしょう。

安全靴のタイプによって基準が異なるため、ちゃんと覚えておくようにしましょう!

JIS規格

こちらがメインの規格です。

黒い革の安全靴に適用される規格であり、「JIS T8101」と呼ばれる規格で外圧から靴が守れる力のレベルに応じて3種類のタイプに分かれます。

  • H級:重作業用
  • S級:普通作業用
  • L級:軽作業用

 

級によってどの程度守れるのかなんとなくわかりますよね。大体JIS規格を準拠している安全靴はS級で通っています。
基本はS級の安全靴を購入するのが良いですが、少しでも固い靴が欲しい、危ない作業をするという方にはH級の安全靴を購入するとよいでしょう。

また帯電防止性能にも専用の規格があり(JIS T8103)、工場火災、災害の原因になりかねない静電気などを抑止する機能が入っています。

JSAA規格

こちらはプロテクティブスニーカーに適用される規格で、最近制定されたものです。プロテクティブスニーカーは材質等のが通常の安全靴とは異なるため、JIS規格には入ってこなく専用の基準を制定する必要がありました。

JSAA規格は2種に分かれそれぞれJIS規格のS種、L種に対応した規格となっています。

  • A種:普通作業用 JIS S種に対応
  • B種:軽作業用 JIS L種に対応

 

JSAA規格のA種を取得しておれば最低限安全靴として活用できるでしょう。
JIS規格、JSAA規格の詳細に関しては下記リンクをご覧ください。

>>安全靴の基礎知識 – 安全靴・作業靴の規格とは(ミドリ安全)

会社から指示された安全靴を購入するように指定される場合もあります

JIS規格やJSAA規格に準拠している安全靴を購入しておけば、普段自分自身の作業などで使う分には何も問題はないかと思います。

しかし会社で安全靴が必要になる仕事や作業をする場合には、スニーカータイプの安全靴は認めていないところもあります。

「JIS規格 S種を合格している安全靴を購入してください」

こんな感じで基準を持っている会社もありますので、自分自身で安全靴を購入する際には基準がないか確認することをオススメします。

また会社から安全靴も支給される場合もあるため、支給物が壊れてしまった時や2足目を用意したいと思った際には支給された安全靴と同じ基準の靴を購入するようにしましょう。

私の場合普段はスニーカータイプの安全靴を会社に履いていき、安全靴が必要になる作業をする際にだけ会社の基準で定まった安全靴を履くようにしています。
普段から会社基準の安全靴を履いていると足が重く、ストレスを感じてしまうため普段は会社基準の安全靴は履かないようにしています。

安全靴のオススメの購入方法とは?

最初にお伝えしましたが、安全靴はあなたの近所のホームセンターでも売っています。簡単に買える安全靴ですが、今回紹介した規格に準拠した商品が必ず売っているかは店に寄るため分かりません。

また一部の商品では社内規格を通したことを靴に記載しており、JIS規格やJSAA規格に似た基準で記載しているものがあり一見すると正しいのでは?と思ってしまうくらいです。

またamazonなどの大手通販サイトで購入してもホームセンターと同じ形になってしまいます。

今回私がオススメする購入方法は「ワークマン」の通販を利用したやり方です。

ワークマンはご存知の方多いかもしれませんが、日本全国に800店舗ある作業着、安全靴など働く人に役立つ用品を販売している会社です。

オンラインストアで購入した商品はあなたの街にあるワークマンで受け取りであれば送料がかからないため、他のネット通販と比べても安価で済みます。

ワークマンの公式サイトを見ればわかりますが、安全靴の欄にある靴はすべて「JIS規格」に準拠した商品安全靴しか取り扱っていないためどれを選んでも問題はありません。

※セーフティシューズという記載もありますが、こちらはJIS規格に準拠していない商品になりますので選ばないようにしましょう

ワークマンで売っている安全靴は税込3500円から購入することができますが、他通販サイトと比較してもJIS規格に準拠した商品が安価で購入することができるためオススメのサービスです。

>>プロが認める品質を普段使いに!ワークマン

まとめ

今回は安全靴に関しての基本的な選び方、オススメの安全靴の購入方法についてご紹介しました。

安全靴に関しては基本JIS規格もしくはJSAA規格を通った安全靴を購入することをオススメします。それ以外の安全靴の場合には社内独自の検査基準しか合格していないところが多く、本当にその安全靴が安全なのかは分かりません。

安全なことを示すためにも規格に合格した商品を購入するようにしましょう。

またamazonなどの通販サイトであれば安全靴を購入することができますが、規格に通っているのかあいまいな記載をしているところが多くわかりにくいところが多いです。

間違えて購入しても仕方がないので規格に準拠した安全靴しか「安全靴」として記載していない「ワークマン通販サイト」で購入することをオススメします。

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

関連記事がありません。